戦後のベビーラッシュでの爆発的な人口増加や、日進月歩の医療による手厚いサポートで、100歳を越える人も少なくない現代。街には入居型の介護施設やデイサービス施設が立ち並び、目にする機会も増えたのではないでしょうか。

当然人材が必要となり、求人情報誌には介護事業に関する募集広告が溢れています。超高齢化社会が到来している今、国でも介護士の確保に取り組んでおり、とにかく優秀な人材を必要としています。

国は、優秀な介護士を増やすために、資格取得者に対する昇給といった処遇改善を推し進めています。こうした現状を看ると、介護士になるからには、キャリアアップを目指す方がメリットが大きいと言えます。豊富な知識を身につけて経験を増やすことで、金銭面が豊かになり、仕事の幅も広がっていくでしょう。それは、仕事のやりがい、生きがいを高めるという意味でも良い影響を与えてくれます。

多くの介護施設では人材育成に力を入れていて、介護士のスキルアップをサポートするセミナーや研修プログラムが組まれている場合もあります。また、資格取得にも前向きな職場が多いようです。そんな中、施設長を目指す人達もいれば、ケアマネージャーや相談員など、新たなフィールドへ挑戦する人達も増えてきています。体力の衰えを感じ始めた時にシフトチェンジするという意味で、違う領域の専門家を目指すという進め方もありです。

本人のやる気次第で将来は明るく輝きます。現場で重宝される優秀な人材になることを目指し、仕事も人生も充実させましょう。